<は>
生え はえ 種から生えた当才のもの。
生え初ぶ はえうぶ 種から生えて、一度も芋を切っていないもの。
生え根 はえね 種から最初に伸ばした根。
馬鹿葉 ばかば 葉芸を現わしていた木から、突然出た無芸の葉。
葉繰り はぐり 一年に出す葉の数。
跳ね竜 はねりゅう 甲竜や牙歯竜の先端が跳ね上がったもの。
葉焼け はやけ 葉が脱水状態となって、茶色に変化すること。白い部分は特に焼けやすい。
葉割れ はわれ 「腰割れ」ともいい、腰の部分で葉の中央が割れること。春先に太るとよく割れる。

<ひ>
ビリ

葉の縁とか、竜の縁が小さい波を打ったようになっていること。「ビリを打つ」などという。

<ふ>
吹き上がり ふきあがり 芋吹きができ、10月を過ぎたばかりのもの。
覆輪 ふくりん 葉のまわりの縁どり。
袋葉 ふくろば 葉が開かないで、袋の状態で伸びてくる葉。切り聞いてやらなければならない。
振リ水 ふりみず 「バラ水」ともいい、水苔だけをぬらすための潅水。
古芋 ふるいも 「こいも」ともいい、芋吹きの親芋。
古根 ふるね 「こね」ともいい、芋吹きの親根。
古葉 ふるは 「こは」ともいい、前年以前の葉。

<へ>
紅がさす べにがさす 割り子の時期が遅れ、寒くなって割った切り口が、赤くなって治らない状態。

<ほ>
棒縞 ぼうじま 太い棒のような縞で、狂いやすい。
棒根 ぼうね 枝のない、太い棒のような根。
本剣 ほんけん 葉首がら細く先に尖った針のような葉。
本葉 ほんば 葉のこと。稚葉に対する本葉。

INDEXに戻る